アラサーと言う言葉がない世界で

ニーハオ、台湾からYokoです。

私は2015年夏から台北に住んでいます。「まだまだここに来たばかりで、色々教えて下さいね、えへへ。」と言い続けてもう2年が過ぎてしまいました。留学や駐在やワーホリなどで滞在する人が多いので、台湾人と結婚もしていない独り身の女としては古参の部類に入るかもしれない。

ここ台北では色んな女性に会いました。勝手がわからない場所では、交流していかなければ生きていけません。友達も作りにいかなけければ、できません。そんな環境でたくさんの台湾人・日本人・その他の外国人と知り合うことができました。その中で学んだこと。

びっくりするほどにガールズトークで年齢の話がでないこと

日本の女の子が2人集まると、とたんに年齢の話から始まります。

「もう今年○○歳だよ〜信じられない。」
「Tちゃんは若くみえるよ、大丈夫だって。」

でも台湾で、日本人ではない人と話をした時に
まず年齢を聞かれない、結構気があって気軽に付き合えるなと思った子が18歳だったり、「年齢」という枠組みを意識する機会がぐっと下がりました。

台湾で師は学校の友だちとご飯
語学学校の友達と一緒に

だからとっさに何歳?って聞かれると本当に台湾に来る前の年齢29歳って答えそうになってしまいます。

30歳の壁がとてつもなく怖く見えた27歳

日本の女の子の中で特に「30歳」という言葉は1年を30回過ごした以上の意味を持つと思う。なんかとてつもなく高くて大きな壁が人生という道の30歳地点にずどーんと立っている。20代の頃は特に思っていました。27歳位からその壁は微かにですが目視できるようになります。そこからただひたすら30歳という壁に私がたどり着いた時、自分の人生や「若さ」という付加価値はもう終わってしまうんだろうなって思っていました。

でも実際に30歳になってみると、あっけなく壁を突き破るわけでもなく、ただ30歳という誕生日が過ぎていっただけでした。

30歳の誕生日まで、数年もの間あの壁と対峙しなければと思い、英会話教室に行ったり、矯正下着の説明会に行ったり、婚活パーティに参加したり、シェハウスに引っ越したり、色々準備は怠らず日々巨大の壁のためだけに精進していました。でも30歳になったからって目尻の皺は増えなかったし、翌朝から胃もたれをすることもありませんでした。

アラサーなんてことばが女性を苦しめている

「アラサー」基本的に男性には使いません。男性にとって30歳は顔パスで通れるゲート。でも日本では何かにつけてアラサー、Around 30という枠組みの中に女性は入れられます。そして30歳をひとつのターニングポイントとして大々的に20代中盤女子に植え付けるのです。ドラマ・バラエティ番組・小説・漫画・広告、あらゆるメディアで。

でも私は30歳を過ぎてほとんど未経験でライターの仕事やPRのお仕事をはじめました。30歳を過ぎてから台湾に来て、30歳を過ぎて中国語と英語の勉強をはじめました。実際巨大な壁は発泡スチロール製のハリボテで、持ち上げて脇に寄せれば、なんの支障もなくなりました。

台湾での友達との写真
高校を卒業したばかりのクロエと旅をした

今、人モノ情報の流れが大きくなり、その巨大なプールの中でそれぞれが緩やかに時に激しく移動している。年齢という枠組みからも少しずつ緩やかな移動が叶えばいいな。

「ねぇ中国語でアラサーって何ていうの?」
「ばっちり当てはまる言葉がない。だってそれ日本人が勝手に創った造語じゃん」

そっかぁ、アラサーがない台湾。彼女たちは年齢という概念についてどのように捉えているのかな?今度あったら聞いてみよう。

名前もきいたことない国の友だちもできた。世界は広いくて狭い。

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